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ハリウッド・ベスト10

(2015年7月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Jurassic World"(ユニバーサル)>映画評はここをクリックして下さい     SF
クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、
ジェイク・ジョンソン、ヴィンセント・ドノフリオ主演

週末興業成績/総売上:   5,453万ドル/50,037万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,198館/3週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Inside Out"(ブエナビスタ)          アニメ
エイミー・ポーラー、ビル・ヘイター、
ミンディ・カリング、フィリス・スミス(声優)

週末興業成績/総売上:   5,232万ドル/18,514万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,132館/2週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Ted 2"(ユニバーサル)            コメディー
マーク・ウォールバーグ、セス・マクファーレン(声優)、
アマンダ・セイフライド、モーガン・フリーマン主演

週末興業成績/総売上:   3,351万ドル/3,351万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,442館/1週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Max"(ワーナーブラザーズ)         ファミリー
ローレン・グラハム、トーマス・ヘイデン・チャーチ、
ジェイ・ヘルナンデス主演

週末興業成績/総売上:   1,212万ドル/1,212万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,855館/1週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Spy"(20世紀フォックス)            コメディー
メリッサ・マッカーシー、ジェイソン・ステイサム、
ジュード・ロウ、アリソン・ジャネイ主演

週末興業成績/総売上:    791万ドル/8,846万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,194館/4週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"San Andreas"(ワーナーブラザーズ)    アクション
邦題: 「カリフォルニア・ダウン
ドウェイン・ジョンソン、カーラ・グギーノ、
アレクサンドラ・ダダリオ、ヨアン・グリフィズ、
アーチー・パンジャビ、ポール・ジアマッティ主演

週末興業成績/総売上:    540万ドル/14,200万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,620館/5週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Dope"(オープンロード)            コメディー
ラキム・メイヤーズ、ブレイク・アンダーソン、
ブルース・ビーティ、デアンドレ・ボンズ主演

週末興業成績/総売上:    278万ドル/1,170万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,851館/2週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Insidious Chapter 3"(フォーカス)      ホラー
ダーモット・マローニー、ステファニー・スコット、
アンガス・サンプソン、リー・ワネル主演

週末興業成績/総売上:    200万ドル/4,980万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,612館/4週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Mad Max: Fury Road"(ワーナーブラザーズ)
邦題: 「マッドマックス 怒りのデス・ロード  SF
トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・
ホルト、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー主演

週末興業成績/総売上:    176万ドル/14,711万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  961館/7週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Avengers: Age of Ultron"(ブエナビスタ)映画評はここをクリックして下さいSF
ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、
マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、
スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、
ドン・チールド、アーロン・テイラー=ジョンソン主演

週末興業成績/総売上:    169万ドル/45,247万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,097館/9週間



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Jurassic World
ジュラシック・ワールド

画像による索引
予告編はここをクリックして下さい 人類は、いったいいつになったら学ぶのか? 生物を創り出そうとして神を冒涜する大富豪や、目先のことしか見えず欲の皮が突っ張った天才科学者は、再び同じ間違いを犯す。そこへ軍需産業が割り込み、空極の戦士を開発しようとする。これで「ジュラシック・パーク・シリーズ」4作目「ジュラシック・ワールド」のお膳立ては揃った。14年振りに蘇った同作が全米公開されるや、公開週と2週目の週末は、それぞれ映画史上最高の興行収益を記録する勢いだ。しかし、内容がどうかといえば、80パーセントはアクション・シーンで、込み入った筋書(プロット)があるわけではない。その結果、単純に楽しめることが、興行収益へ反映されているのだろう。物語の設定は「ジュラシック・パーク」から22年後、もともとジョン・ハモンド博士が考案したイスラ・ヌブラル島にある恐竜のテーマパークは「ジュラシック・ワールド」として10年間営業を続け、連日2万人の観光客が訪れるものの、経営陣はさらなるアトラクションを開発中であった。パークで恐竜の飼育員を務めるオーウェン・グラディ(クリス・プラット)が警告したにもかかわらず、パークの責任者であるクレア・デキアリング(ブライス・ダラス・ハワード)は新しいアトラクション、つまり遺伝子操作によって新種の恐竜インドミナス・レックスを誕生させる。知能も高い上、共食いもする凶暴なインドミナス、そんな凶暴なインドミナスが檻から脱走してしまい、島を訪れていた2万人の観光客は?・・・・・・前作同様スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、監督はコリン・トレヴォロウ(「彼女はパートタイムトラベラー」)、プラットとハーワードの他、ジュワシック・ワールドの所有者サイモン・マスラニ役でイルファン・カーン(「めぐり逢わせのお弁当」)、パークの警備担当責任者ヴィック・ホスキンス役でヴィンセント・ドノフリオ(「ラン・オールナイト」)、そしてパークの遺伝子学者ヘンリー・ウォー役で「ジュラシック・パーク」から続投のB・D・ウォン(「フォーカス」)らが出演している。余談ではあるが、「ジュラシック・パーク」と「ジェラシック・パーク」の両方へ出ているウォンの明かしたところでは、封切りまで映画の内容が漏れないよう、両作を通じて脚本は誰にも渡されなかったらしい。出演者が脚本を読むためには指定されたプロダクション事務所へ出向き、そのプロダクション事務所の名前も「エブ・タイド」といった具合で偽名が使われていた。事務所内で読んだ内容は、もちろん口外を禁じられており、ウォンの30年以上のキャリアを通じて、ここまでセキュリティーが厳しいハリウッド映画は他になかったという。ともあれ、この映画が最終的に歴代トップ10の何位へ食い込むか興味津々だ。



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