お先に失礼!
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ハリウッド・ベスト10

(2018年4月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Pacific Rim Uprising"(ユニバーサル)    SF
ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、
菊地凛子、チャーリー・デイ主演

週末興業成績/総売上:  2,812万ドル/2,812万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,708館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Black Panther"(ブエナビスタ)        アクション
チャドウィック・ボーズマン、ルピタ・ニョンゴ、
マイケル・B・ジョーダン、アンジェラ・バセット、
マーティン・フリーマン、フォレスト・ウィテカー主演

週末興業成績/総売上:   1,710万ドル/63,136万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,370館/6週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"I Can Only Imagine"(ロードサイド・アトラクションズ)
デニス・クエイド、クロリス・リーチマン、    ファミリー
トレース・アドキンス、プリシラ・シャーアー主演

週末興業成績/総売上:   1,360万ドル/3,808万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,253館/2週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Sherlock Gnomes"(パラマウント)      アニメ
ジョニー・デップ、ジェームズ・マカヴォイ、
エミリー・ブラント、ステファン・マーチャント、
マギー・スミス、マイケル・ケイン(声優)

週末興業成績/総売上:   1,060万ドル/1,060万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,662館/1週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Tomb Raider"(ワーナーブラザーズ)    アクション
邦題: 「トゥームレイダー ファースト・ミッション
アリシア・ビカンダー、ドミニク・ウェスト、
ダニエル・ウー、ウォルトン・ゴギンズ主演

週末興業成績/総売上:   1,010万ドル/4,142万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,854館/2週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"A Wrinkle in Time"(ブエナビスタ)     ファンタジー
ストーム・リード、オプラ・ウィンフリー、
リース・ウィザースプーン、ミンディ・カリング、
クリス・パイン、ザック・ガリフィアナキス主演

週末興業成績/総売上:    822万ドル/7,406万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,423館/3週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Love, Simon"(20世紀フォックス)      アクション
ニック・ロビンソン、ジョシュ・デュアメル、
ジェニファー・ガードナー、キャサリン・ラングフォード主演

週末興業成績/総売上:    761万ドル/2,350万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,434館/2週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Paul, Apostle of Christ"(ソニー)       ドラマ
ジェームズ・カヴィーゼル、ジェームズ・フォークナー、
オリヴィエ・マルティネス、アレッサンドロ・スペルドゥーティ主演

週末興業成績/総売上:    517万ドル/517万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,473館/1週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Game Night"(ワーナーブラザーズ)     アクション・コメディー
レイチェル・マクアダムス、ジェイソン・ベイトマン、
カイル・チャンドラー、ジェシー・プレモンス主演

週末興業成績/総売上:    413万ドル/6,078万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,866館/5週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Midnight Sun"(グローバルロード)      ロマンス
邦題: 「ミッドナイト・サン タイヨウのうた
ベラ・ソーン、パトリック・シュワルツェネッガー、
ロブ・リグル、クイン・シャファード主演

週末興業成績/総売上:    400万ドル/400万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,173館/1週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Death Wish
デス・ウィッシュ

画像による索引
1974年のチャールズ・ブロンソン主演作「狼よさらば」は原作が1972年に出版されたブライアン・ガーフィールドの同名の小説で、英題は「デス・ウォッシュ(Death Wish)」、つまり本作がそのリメイク版となる。「狼よさらば」と比べ、このブルース・ウィリス主演のイーライ・ロス監督作「デス・ウィッシュ」はどこが違うのか? 正直なところ、そう違わない。しかし、良いほうへ解釈すると、ちょうど今はビジランティズム(自警団)の議論に話題性があり、本作はそれを掘り下げるいい機会とも言えるのだ ――― 1974年当時、フロリダ高校乱射事件を受けてトランプ大統領が教職員を武装すればいいと述べ、物議を醸すような状況はなかった ――― オリジナルのコンセプトを採用したロスだが、そこへ新たな疑問も投げかけている。メディアから騒がれて有名になりながら、自警団としての動機を維持できるかどうか? この点は、あまり上手く表現できていると言いがたい。幕が開くと、冒頭ではポール・カージー(ウィリス)医師が穏やかな性格で多くの人々から愛され、幸せな家庭生活を営んでいる様子が描かれる。しかし、自宅へ押し入った強盗に妻を殺害され、娘をレイプされてからというもの、彼の生活と人格は一変してしまう。拳銃を片手にカージーは夜の都会を徘徊し、自らの手で悪人を処刑し始めるのであった。ただ、自分と家族の幸福を滅茶苦茶にした悪党どもを処刑することが彼の最終目標であり、車を盗まれそうな女性を助けるとか、麻薬の売人を殺すといった他の分野へは手出しをしない。そんな彼をメディアが「死神」と騒ぎ立てる。そこへレインズ(ディーン・ノリス)とジャクソン(キンバリー・エリス)の2人の刑事が絡み・・・・・・あとは映画を観ていただくとして、2012年の段階で脚本を書いていたジョー・カーナンがもともと監督も兼任する予定で、彼はリーアム・ニーソンとフランク・グリロの出演を希望していたようだ。その後、カーナンが降板して4年間は後任の監督が決まらず迷走、2016年にようやくアロハン・ケシャレスとナヴォット・パプシャドの2人で決定し、ウィリスの主演で企画は動き出す。ウィリス以外、ラッセル・クロウ、ウィル・スミス、マット・デイモン、ブラット・ピットらもカージー役の候補へ挙がっていたという。ところが間もなく、ケシャレスとパプシャドは脚本の修正を巡ってスタジオ側と対立して降板、ロスで落ち着いたという経緯がある。1974年の「狼よさらば」はシリーズ化されて5作目まで製作されたが、さあ本作はどうなることやら!?



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