ネット中毒


 アル中、ヤク中など、中毒にもいろいろありますが、時代を反映した中毒でこのところ目立つのはインターネット中毒、略して「ネッ中」でしょう。さて、どのような症状がネッ中と呼ばれるのかといえば・・・・・・

  • 午前3時、トイレに行きたくなって目を覚まし、用を足した後、無意識のうち電子メールが入っていないかコンピュータをチェックしてしまう。

  • 入れ墨に「この肉体はバージョン4以降のネットスケープで、もっとも美しくご覧いただけます」という文章を彫り込む。

  • 自分の子供たちをアスキー、ユードラ、モジラ、ドットコムなどと名づけ、2世や3世の場合ならペンティアムの名が主流。

  • モデムの接続を切ったとたん、ちょうど恋人と別れた後のような、なんとも言いがたい虚無感が心を満たす。

  • 朝起きてコンピュータのスイッチを入れ、寝る前に切るのが習慣となり、休日とはスイッチを入れない日を意味する。

  • 飛行機で旅行中、その半分以上の時間を座席のテーブルに置いたノート・パソコンと過ごし・・・・・・自分の子供は荷物棚へ入れておく。

  • インターネットがただで接続できるという理由から、あと1年か2年、大学に居残ろうと決意する。

  • 使っているモデムのスピードが9600だと聞けば、つい言った相手を見下す。

  • ワープロで英語の文章を書きながら、「.」の後へ必ず「com」と付けてしまう.com

  • トイレに行くことを「ダウンロードに行く」と表現する。

  • 同じく銀行口座からの出金を「ダウンロード」、入金は「アップロード」と表現する。

  • 自己紹介の際、「『saisensen.com(サイゼンセン・ドット・コム)』のマックスです」や「『yokochin.com(ヨコチン・ドット・コム)』の横井です」と言う。

  • 友人のほとんどが名前の綴りに「@」を含む。

  • 飼い猫が自分のホームページを持っている。

  • 母親がモデムを持っていないという理由から、母子で連絡を取れない。

  • 電子メールが入っていないか調べ、「新しいメッセージはありません」の表示が出たからと、改めて電子メールの受信状態を調べ直す。

  • 何かの具合でインターネットへ接続できなければ、つながるまで仕事はもとよりすべての活動が停止する。

  • 引っ越し先を決める時、「ランドスケープ(現物)」を見るより「ネットスケープ(ウェブサイト)」を見て決める。

  • 旅行前に宿泊先を検討する時、どれだけいいホテルでもウェブサイトがなければ候補から外す。

  • タクシーの運転士へ行き先を聞かれ、「http://1-2-3.minato.ku.tokyo/home/apartment.html」と自宅の場所を告げる。

  • 笑う時、無意識のうちに首を右側へ90度かしげてしまう。:)

 もし、上記の症状を1つでも自覚した人は、くれぐれもお身体を大切に! そして、熱中しすぎないよう、ご注意ください。


筆者から一言 

「ネット中毒」に含まれる小咄(ジョーク)の多くは、原案がパブリック・ドメインとしてインターネット上に広く出回っており、筆者のオリジナルを含めて転写は読者のご自由です。