テストの珍回答集


 以下はすべて実話です。しかし、下手な小咄(ジョーク)より面白い!

  • 「『ならわし』という言葉を使って、短い文章を作りなさい」という問題に対して、「おまえが行くなら、わしも行く」と答えた生徒がいます。

  • 小学校の国語のテストで「『もう( )してしまった』の例文を作りなさい」という過去完了形の問題に対して、「もうしわけないことをしてしまった」と答えた生徒がいます。

  • 小学校の国語のテストで「『もし〜なら〜』を使って文を作りなさい」という問題に対して、「もしもし奈良県の人ですか?」と答えた生徒がいます。

  • 小学校の国語のテストで「『まさか〜だろう〜』を使って文を作りなさい」という問題に対して、「まさかりかついだ金太郎」と答えた生徒がいます。

  • 小学生の国語のテストで「『いかにも』を使って短文を作りなさい」という問題に対して、「いかにもたこにも足がある」と答えた生徒がいます。

  • 「状態が悪化して、手の施しようがないという意味。次の空欄を埋めよ。医者も( )を投げる」という問題に対し、1人の生徒は「ちゃぶ台」と答えました。そりゃ、医者だってちゃぶ台を投げたい時があるでしょう。

  • 家庭科のテストで「ゆで卵を作るには( )分ゆでる」という問題に対して、「食べる」と答えた生徒がいます。食べる分だけゆでるのは、もっともです。

  • 「1492年、アメリカ大陸を発見した人は( )である」という問題に対して、「りっぱ」と答えた生徒がいます。

  • 「富国強兵政策に基づき政府は1873年に一般から兵を徴収する令を発布した。これが( )である」という問題に対して、「けっこうつらいの」と答えた生徒がいます。とても臨場感のある答です。

  • 「財閥の復活を防ぐため、1947年に制定された大企業の利益独占を禁じる法律を( )禁止法という」という問題に対して、「独身」と答えた生徒がいます。

  • 「江戸幕府八代将軍の名は?」の問題に対して、どうしても「吉宗」の名を思い出せず「暴れん坊将軍」と書いた生徒がいます。戻ってきた答案用紙には三角がしてあり、「間違いではない」と書いてあったそうです。

  • 「一番たくさんの都道府県と接しているのはどこですか?」の問題に対して、「海」と答えた生徒がいます。戻ってきた答案用紙には×がついていたそうですが、間違っているのはその教師のほうです。

  • 漢字の4文字述語のブランクを埋める問題で、
    「( )肉( )食」へ「弱肉強食」の代わり「焼肉定食」、
    「千( )万( )」へ「千差万別」の代わり「千鳥万(饅)頭」、
    「品( )方( )」へ「品行方正」の代わり「品川方面」、
    「大( )小( )」へ「大同小異」の代わり「大便小便」と答えた生徒がいます。

  • 漢字の4文字述語のブランクを埋め、その意味を書く問題で、「温( )知( )」へ「温故知新」の代わり「温泉知識」と答え、その意味を「温泉をめっちゃ知っている」と書いた生徒がいます。

  •  の じは、のばしてよみます。□に ひらがなを かきましょう」という問題で、
    「お□さん」の□へ「あ」の代わり「ま」(右上の写真)と、
    「お□さん」の□へ「あ」の代わり「ま」と書き込んだ生徒がいます。この生徒のお母さんはゲイで、お婆さんは米大統領なんでしょうか?

  • 「はでなカッコウをした男」のカタカナ部分を漢字にする問題で、「格好」の代わり「滑降」と答えた生徒がいます。戻ってきた答案用紙には×がついていたそうですが、「はでな滑降をした男」のどこが間違っているのでしょうか? この教師、スキー選手を冒涜しています。

  • 「政治家のオショクジケン」のカタカナ部分を漢字にする問題で、「お食事券」と答えた生徒がいます。

  • 「W杯でTVのジュヨウが増えた」のカタカナ部分を漢字にする問題で、「女優」と答えた生徒がいます。

  • 歴史の問題で「荘園制下の農民は、何とよばれたか」という問題で、「おい、おまえ!」と答えた生徒がいます。

  • 歴史の問題で「板垣退助は、政府のやり方が専制政治だと批判し、国会を開くよう主張した。これにより、(  運動)がおこった」という運動名を書く問題で、「体を前後にまげる運動」と答えた生徒がいます。

  • 「男子は一度の射精でどれぐらいの精液が出るか、WHO基準で答えなさい」という問題に対して、「2ml」の代わり「2リットル」と答えた生徒がいます。そんな大量に射精すると、気持ち良すぎて死んでしまうのでは?

  • 小学校1年生の国語のテストで、「『水』という漢字を使った言葉を考えましょう」という問題に対して「水みんぐ」と答えた生徒がいます。これは「スイミング」と読むのだそうですが、なかなか上手い。

  • 高校の化学のテストでエネルギー状態に関する問題へ「励起(れいき)」と答えるべきところ、何を思ったのか「勃起」と答えてしまった生徒がいます。戻ってきた答案用紙には「キミのが?」と書かれていたそうです。

  • 「塩の化学記号を記せ」という化学の問題に対して、「Sio」と答えた生徒がいます。

  • 「鯖は釣った直後に塩でしめます。それはなぜでしょうか?」という問題に対して、「鯖が生意気だったから」と答えた生徒がいます。

  • 「『運命』や『第九』の作曲者として名高いベートーベンは、1770年、( )のボンで生まれた」という問題に対して、「ええとこ」と答えた生徒がいます。

  • 「陸上競技において、駅伝ではタスキをつなぎ、短距離リレーでは( )をつなぐ」という問題に対して、「誠意」と答えた生徒がいます。

  • 小学校の国語のテストで「〜らしい」を使って文を作りなさいという問題に対して、「名犬らしいは賢い犬だ」と答えた生徒がいます。

  • シンブンをとる」のカタカナ部分漢字にする問題で、「親分」と答えた生徒がいます。戻ってきた答案用紙には「キミはテッポウダマか?」と書かれていたそうです。

  • 「『テスト期間は3日続く』の『期間』は、どう読みますか?」という問題に対して、「きあいだ」と答えた生徒がいます。

  • 「とりは一わ二わとかぞえ、ムシは一ぴき二ひきとかぞえます。ではウマはどうやってかぞえますか?」という問題に対して、「一ちゃく二ちゃく」と答えた生徒がいます。

どの答も正解ではないとしても間違いでもありません。むしろ柔軟な発想が素晴らしいと思います。ちなみに、これらの回答を間違いだと決めつける教師へ小咄(ジョーク)は通じないでしょう。そんな教師に子供達を教えてほしくありませんね。


筆者から一言 

「テストの珍回答集」は、パブリック・ドメインとしてインターネット上に広く出回っている題材をアレンジしたものであることをお断りしておきます。