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(1996年4月1日)          




マンハッタン
  トランスファー

ハリソン・フォードは今春早々撮影開始の新作スリラー、“デビル”でブラッド・ピットと共演しますが、彼恒例の役作りのため、早くも映画の舞台となるマンハッタンで暮らし始めています。去年の7月に“サブリナ”を撮り終え、ワイオミングの別荘で家族と夏を過ごしながら秋の“デビル”の製作開始を待っていましたが、進行が遅れた結果、今年の開始となってしまったわけです。今年の9月か来年初めには、その次のロマンチック・コメディー、“7泊6日”の主演が決まっています。両作品共、20億円の出演料プラス興業収益のパーセンテージという、ハリウッドでも数人しかいないドル箱スターならではの破格の条件です。





ブランド志向?

往年の二枚目スター、マーロン・ブランド("ゴッドファーザー")の新作“ドクター・モローの島”のロケ地オーストラリアからの情報だと、撮影の進行状態や脚本の展開などに不満の彼がワンマンぶりを発揮して大変だという話が、大物プロデューサー、エド・プレスマン("幸運の行方")によると、製作過程でのいろいろなハプニングもすべて良い方向に転換しており、このリメイクでのブランドの久しぶりの円熟した演技に期待して欲しいとのこと。数少ない本当の意味での映画スター、ブランド。もっと、いろいろな映画に出て欲しい人です。“ゴッドファーザー”での迫真の演技は近代アメリカ映画のクラシックともいえるものです。





スタローンの再婚?

セクシーな水着モデル、アンジー・エバハートとの婚約を2ケ月で破棄したスライ(シルベスターの略称)は、前の恋人でモデルのジェニファー・フラビンへ熱烈なラブレターを書いて“より”を戻しましたが、今のところ結婚の話はないようです。下住み時代からの最初の妻であり、子供達の母親でもあるサシャとは今でも友達のような仲ながら、2番目の妻で女優のブリジット・ニールセン("ロッキー4")とは口もきかない犬猿の仲だそうです。





ダライ・ラマ

“カジノ”でまたまたヒットを飛ばしたマーチン・スコセッシ監督の次回作は、現在亡命中のチベット仏教総師ダライ・ラマの生涯を描いた“クンダン"で、“E・T”のメリッサ・マチソンが脚本を担当しています。実際にラマの弟子であるリチャード・ギアが何らかの形でこの作品に参加するかは今のところ不明。スコセッシ監督自身、「ラマの歴史は、わたしが長年にわたって興味を抱いてきた課題なので、ぜひとも作りたい」と、このテーマに意欲を燃やしています。




(1996年4月1日)

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