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(2003年2月)          




ハリウッド・スターと愛車

昔から映画スターといえば高級車を乗り回すイメージがつきものです。中でもハリウッド・スターはクラーク・ゲーブルのデュッセンバーグやニコラス・ケイジのカー・コレクションを見るまでもなく、かなりの車好きが多いようです。そこで、お馴染みのスターの中から6人を選んで、彼らの愛車をご紹介しましょう(写真をクリックするとズームアップでご覧いただけます)。

アーノルド・シュワルツェネッガー
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ジェームス・キャメロンなどハリウッド業界人でハマー・ファンは数多くいますが、なんといっても代表格はシュワルツェネッガーです。ジープ同様、もともと米軍の開発したこの車が民間用に製造販売された当初、真紅の第1号車は彼のものでした。以来、ファミリー・カーとして「ハマー」を愛用するシュワルツェネッガーへ、メーカー側は55歳の誕生日プレゼントとしてその第2世代である「H2(写真)」を贈っています。ただ、これ以外に6台のハマーを所有するシュワルツェネッガーも、家族が一緒でない時は「ポルシェ」を使うことが少なくないようです。
 
  ドリュー・バリモア
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バルチモア州の精神医デビッド・シュレノフは、離婚経験者の多くが自分はまだ魅力的であることを示そうとオープン・カーに乗る傾向が強いと指摘しています。トム・グリーンと別れたばかりのドリュー・バリモアの愛車はオープンの黒い「ポルシェ」ですが、それとシュレノフ博士の指摘は果たして関係あるのでしょうか?
レオナルド・ディカプリオ
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ディカプリオの運転しているのはフォードの電気自動車「シンク・ネイバー」です。他のスターたちの愛車と違って最高速度が時速25マイル(40キロ)と、スピードの点でやや問題はあります。しかし、あんがい賢明な選択かもしれません(じっさい、ロサンゼルスの街中で最近よく見かる車なのです)。
ブラッド・ピット
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ブラッド・ピットとジェニファー・アニストン夫妻が乗っているのは「メルセデス・ベンツG500」ですが、いくらいい車に乗ろうと駐禁のチケットを貰う時は関係ないことが、この写真でよくわかります。もし、そういう差別を受けたと思っていらっしゃるかたは、どうか彼らを心の慰めにして下さい。
 
ジェニファー・ロペス
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ロペスの「ベントレー」を運転するのは、いうまでもなく彼女の有名な婚約者ベン・アフレックです。この35万ドル(約4,200万円)の車ばかりでなく、彼が自分の愛車を持っているのはもちろんながら、去年その「アストン・マーチン」をプレゼントしたのが、じつはロペスという次第。
ピアース・ブロズナン
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「人生は芸術の模倣である」を地でいくのがブロズナンで、彼の愛車は「ダイ・アナザー・デイ」のジェームズ・ボンドが乗っていたのと同じV12気筒エンジンを搭載した「アストン・マーチンDB7・バンキッシュ」です。いつか、彼とアフレックを路上で競争させてみたいものではありませんか!





「マッドマックス4」のクランクイン

メル・ギブソンがスターダムに乗るきっかけとなった「マッドマックス(1979年)」は、1985年のシリーズ第3弾までで止まっていたのが再び動き出しています。2004年の公開を目指す第4弾はタイトルが「マッドマックス フューリー・ロード」、監督はジョージ・ミラーで20世紀フォックスが1億400万ドル(約168億円)を投じて今年の5月にシドニーのフォックス・スタジオでクランクインする予定です。当初プロデューサーのみで参加と噂されていたギブソンも結局は出演し、その敵役へロバート・ダウニー・ジュニアが候補にあがっています。ギブソンとダウニー・ジュニアは「エア★アメリカ(1990年)」で共演以来の仲でもあり、ギブソンがトラブル続きのダウニー・ジュニア(「トゥー・ガールズ・アンド・ガイ」)を援助しようといったところかもしれません。





ロペスの近況

去年の7月に2人目の良人と離婚して以来、ベン・アフレックと仲むつまじいジェニファー・ロペスは、女優稼業と音楽稼業で相変わらずの多忙を極めているようです。「メイド・イン・マンハッタン」が一段落ついた現在、同じプロデューサーによる「アンフィニッシュド・ライフ」への出演交渉の詰めに入っています。このレボルーション・スタジオ(ソニー)の新企画は、ラッセ・ハルストレム(「ギルバート・グレイプ」)の監督で、脚本がマークとバージニア・スプラッグ夫妻、物語は逆境の中で娘を育てようとする若い女性が、彼女を遠ざけていた義理の父親と住まざるを得なくなり、そこからお互いの思いやりが芽生え、お互いの古い心の傷を癒すというものです。ロペスにとってレボルーションとの3作目である「アンフィニッシュド・・・」、出演交渉さえまとまれば、製作開始は4月を予定しており、米国内の配給権はミラマックスが持ち、海外はレボルーションが持ちます。また、封切り後4週間で約7,600万ドル(約91億2千万円)を稼ぎ、ロペスとしては最高の興行成績を記録した「メイド・・・」に続き、婚約者アフレックとの共演作「ギグリ」がこの夏公開される予定です。





ドラキュラ男の復活?

「ロード・オブ・ザ・リング」といえば、シリーズ第1作から登場しているクリストファー・リーは、1948年に「スコット・オブ・アンタークティック」でデビューして以来、2000年まで約120本の(TVを含めると300本近い)映画へ出演しています。その大半がホラーであり、ある程度年配のかたならドラキュラすなわちリーをイメージされるのではないでしょうか? もちろん「007/黄金銃をもつ男(1974年)」などホラー以外のヒット作も少なくありませんが、やはりドラキュラ男のイメージは拭えません。しかし、世紀が変わると何やら雰囲気は違ってきました。2001年から2002年の出演作8本の半分が     「ロード・オブ・ザ・リング(2001年)」、「スターウォーズ/エピソード2・クローンの攻撃(2002年)」、「スターウォーズ/クローンの攻撃/IMAXエクスペリエンス(2002年)」、「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年)」と     ブロックバスター3部作なのです。そして、今年も年末はシリーズ第3弾「ロード・オブ・ザ・リング/リターン・オブ・ザ・キング」が控えています。本人はデビュー以来コンスタントに俳優稼業を続けているだけだとしても、ここしばらくの活躍を見る限り「ドラキュラ男の復活」の感が強いと思いませんか?





「ロード・オブ・ザ・リング2」の快進撃

今月(2月)下旬から日本でも公開されるシリーズ第2弾「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」ですが、アメリカでは去年の12月中旬に封切られ、6週間経った今も快進撃を続けています。公開週の興行収益が約1億5千万ドル(約180億円)と1ケ月ばかり先行した「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の約1.5倍、そして3週目までトップ10の1位の座を護りながら「ハリー・・・」を追い抜き、6週目は3億ドル(約360億円)の大台に乗りました。さあ、日本での興行成績やいかに!?



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(2003年2月)

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