スター・コレクション・ポスター集
    −ダニエル・クレイグ

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STC212
Layer Cake

レイヤー・ケーキ

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STC213
Copenhagen

コペンハーゲン

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STC214
Enduring
Love

Jの悲劇

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STC215
Casino
Royale

007/カジノ・
ロワイヤル

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STC216
Archangel

アークエンジェル

1968年3月2日、英国はチェスター市で生まれたダニエル・クレイグがハリウッドのA級(リスト)スターの仲間入りをしたのは、ご存知「カジノ・ロワイヤル(2006年)」でのジェームズ・ボンド役へ抜擢されたことがきっかけとなりました。それまでの長い下積み生活は、彼にとって人から騒がれず楽しい時期だったようですが、人気TVシリーズ「E・R(緊急病棟)」後のジョージ・クルーニー同様、ボンド役以降のクレイグへもはや選択の余地は残されていません。

彼が演技を始めたのは早く、16歳の時ロンドンに出てナショナル・ユース劇場での訓練を経て、ギルドホール・スクール・オブ・ミュージック・アンド・ドラマを卒業しました。銀幕へのデビューは1992年の「パワー・オブ・ワン」で、引き続きモガン・フリーマン(「エバン・オールマイティ」)主演作「ジンギス・カン(1993年)」、「キッド・イン・キング・アーサーズ・コート(1995年)」、BBC製作の「ジンギス・カン(1996年)」へ出演します。

以降、ダニエル・デフォーの古典小説を映画化した「モル・フランダース(1996年)」、「オブセッション(1997年)」、「愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年)」、「アイス・ハウス5(1998年)」、「ザ・トレンチ 塹壕(1999年)」、「ラブ・アンド・レイジ(1999年)」と続きます。

2000年に入ると「サム・ヴォイシーズ」で英独立プロ映画賞の最優秀男優賞を受賞し、それからキム・ベイシンガー(「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」)主演作「永遠のアフリカ(2000年)」、アンジェリーナ・ジョリー(「マイティ・ハート/愛と絆」)主演作「トゥーム・レイダー(2001年)」、ポール・ニューマン(「ポール・ニューマン 永遠のクールハンド」)とトム・ハンクス(「ダ・ヴィンチ・コード」)主演作「ロード・トゥ・パーディション(2002年)」、グウィネス・パルトロー(「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」)主演作「シルビア(2003年)」 で助演を務めるのです。

続いて「マザー(2004年)」と「Jの悲劇(2004年)」での主演や、エイドリアン・ブロディ(「ハリウッドランド」)、キーラ・ナイトレイ(「パイレーツ・オブ・カリビアン」)主演作「ジャケット(2005年)」での助演の後、マシュー・ヴォーン(「スターダスト」)監督作「レイヤー・ケーキ(2005年)」の公開が延びたあたりから次期ボンド役を噂され始めるのです。

2005年のスティーヴン・スピルバーグ(「宇宙戦争」)作「ミュンヘン」でクレイグは、実話に基づくイスラエルの諜報局モサドのテロリスト暗殺作戦へ加わった実行部隊の1人を演じ、好評を博します。そして、その年の11月、いよいよボンド・シリーズの新作「カジロ・ロワイヤル」での主演が正式に発表されたものの、マスコミの前評判は芳しくありませんでした。

しかし、翌2006年の12月「カジロ・ロワイヤル」が公開されるや突然マスコミの態度は豹変し、その年の最優秀作品の1本だと褒めちぎるのです。以来、好調のダニエル・クレイグ、現在ニコール・キッドマンとの共演作で「ボディ・スナッチャー/恐怖の街(1956年)」のリメイク版「インベージョン」が全米トップ10へ入っており、年末にはやはりキッドマン(「毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」)との共演作「ライラの冒険 黄金の羅針盤」が控えています。(2007年9月)

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