お先に失礼!
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ハリウッド・ベスト10

(2019年4月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Dumbo"(ブエナビスタ)映画評はここをクリックして下さい            アドベンチャー
コリン・ファレル、ダニー・デヴィート、
マイケル・キートン、エヴァ・グリーン主演

週末興業成績/総売上:   4,599万ドル/4,599万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,259館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Us"(ユニバーサル)               スリラー
ルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク、
エリザベス・モス主演

週末興業成績/総売上:   3,323万ドル/12,784万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,743館/2週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Captain Marvel"(ブエナビスタ)        アクション
ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、
ベン・メンデリソーン、ジャイモン・フンスー、
リー・ペイス、マッケナ・グレイス、
クラーク・グレッグ、ジュード・ロウ、
アネット・ベニング主演

週末興業成績/総売上:   2,066万ドル/35,397万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,985館/4週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Unplanned"(ピュアフリックス)         ドラマ
アシュリー・ブラッチャー、ブルックス・ライアン、
ロビア・スコット主演

週末興業成績/総売上:    638万ドル/638万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,059館/1週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Five Feet Apart"(ライオンズゲート)    ロマンス
ヘイリー・ルー・リチャードソン、コール・スプラウス主演

週末興業成績/総売上:    620万ドル/3,582万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,845館/3週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Wonder Park"(パラマウント)         アニメ
マシュー・ブロデリック、ジェニファー・ガーナー、
ジェフリー・タンバー、キーナン・トンプソン、
ケン・チョン、ミラ・クニス、
ジョン・オリヴァー(声優)

週末興業成績/総売上:    501万ドル/3,795万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,304館/3週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"How To Train Your Dragon: The Hidden World"
(ユニバーサル)
                 アニメ
ジェイ・バルシェル、アメリカ・フェレーラ、
F・ジマーレイ・エイブラハム、ケイト・ブランシェット、
ジェラルド・バトラー、クレイグ・ファーガソン(声優)

週末興業成績/総売上:    437万ドル/15,311万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,785館/6週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Hotel Mumbai"(ブレッカー・ストリート)   ドラマ
アーミー・ハマー、デヴ・パテル、
ジェイソン・アイザックス主演

週末興業成績/総売上:    320万ドル/331万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  924館/2週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Tyler Perry's A Madea Family Funeral"
(ライオンズゲート)
               コメディー
タイラー・ペリー主演

週末興業成績/総売上:    268万ドル/7,002万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,923館/5週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Beach Bum"(ネオン)          コメディー
マシュー・マコノヒー、スヌープ・ドッグ、
アイラ・フィッシャー、マーティン・ローレンス、
ザック・エフロン主演

週末興業成績/総売上:    176万ドル/176万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,100館/1週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Dumbo
ダンボ

画像による索引
本作は、いうまでもなくディズニー・アニメの名作「ダンボ(1941年)」の実写リメイク版だ。監督が「アリス・イン・ワンダーランド・シリーズ」や「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2016年)」のティム・バートンというだけで、どのような映画に仕上がっているのか興味を引かれる。サーカスの団長マックス・メディチ(ダニー・デヴィート)は、生まれたばかりの象ダンボを、元スターのホルト・ファリア(コリン・ファレル)と彼の娘ミリー(ニコ・パーカー)や息子ジョー(フィンリー・ホビンス)へ任せ、耳が大き過ぎると笑われているダンボを、彼らは家族の一員として接していた。そんなある日、ミリーとジョーが偶然ダンボは空を飛べると知り、それがサーカスを大成功へ導く。そのことが、ほかのサーカスを経営するV・A・ヴァンデヴァー(マイケル・キートン)の耳に入る。ヴァンデヴァーは、ドサ回りのメディチのサーカス団と違って、大規模なエンターテインメント・ベンチャーである「ドリームランド」のため、新しい出し物を探していた。ダンボへ目をつけたヴァンデヴァーがメディチをパートナーに誘い、ダンボはやはりヴァンデヴァーがフランスのパリで見出した空中ブランコのコレット・マーチャント(エヴァ・グリーン)と組む。しかし、ドリームランドで働きだしたホルトは、表向きの煌(きら)びやかさの裏にすごむ昏(くら)い秘密へ気づき・・・・・・そんな物語をバートンがどう演出するのか、彼のこれまでの作品からいろいろ想像していたが、じっさいに観てみるとごくストレートな描写だ。もともと真珠湾攻撃の年、つまりアメリカが第2次世界大戦へ突入した年のオリジナル「ダンボ」は、もっともディズニーらしい作品であると同時、人種的な偏見も強い作品であった。新しい「ダンボ」の最初のおよそ30分間は、昔ながらのシーンが淡々と描かれ、バートンは登場人物たちを紹介してゆく。そして、赤ちゃん象の出産シーンあたりからようやく物語は展開し始めるが、この最新のCGで作成されたダンボはオリジナルのように喋れない。その代わり、表情豊かな目がすべてを語っている。実写版としては妥当な選択だろう。キャスティングを含め、ディズニー映画らしく全体としてそつなく仕上がっているが、観終わった後の満足感は今いちだ。



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(2019年4月)

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