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ハリウッド・ベスト10

(2016年4月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Batman v Superman: Dawn of Justice"
(ワーナーブラザーズ)
映画評はここをクリックして下さい             アクション
邦題: 「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
ヘンリー・カヴィル、ベン・アフレック、
ガル・ガドット、ジェシー・アイゼンバーグ、
ジェレミー・アイアンズ、エイミー・アダムス主演

週末興業成績/総売上:  16,601万ドル/16,601万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,242館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Zootopia"(ブエナビスタ)           アニメ
ジニファー・グッドウィン、ジェイソン・ベイトマン、
イドリス・エルバ、J・K・シモンズ(声優)

週末興業成績/総売上:   2,402万ドル/24,143万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,670館/4週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"My Big Fat Greek Wedding 2"(ユニバーサル)
ジョン・コーベット、ジョン・ステイモス、      コメディー
ニア・ヴァルダロス、リタ・ウィルソン主演

週末興業成績/総売上:   1,786万ドル/1,786万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,133館/1週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Miracles from Heaven"(トライスター)  ドラマ
エウヘニオ・デルベス、ジェニファー・ガードナー、
マーティン・ヘンダーソン、クイーン・ラティファ主演

週末興業成績/総売上:    969万ドル/3,430万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,047館/2週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Divergent Series: Allegiant"
(ライオンズゲート/サミット)
          アクション
ジェフ・ダニエルズ、アンセル・エルゴート、
テオ・ジェームズ、メキー・ファイファー主演

週末興業成績/総売上:    944万ドル/4,654万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,740館/1週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"10 Cloverfield Lane"(パラマウント)   スリラー
メアリー・エイリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、
ジョン・ガラガー・Jr主演

週末興業成績/総売上:    594万ドル/5,595万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,802館/3週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Deadpool"(20世紀フォックス)映画評はここをクリックして下さい       アクション
ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、
ジーナ・カラーノ、T・J・ミラー主演

週末興業成績/総売上:    490万ドル/34,937万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,336館/7週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"London Has Fallen"(フォーカス)      アクション
邦題: 「エンド・オブ・キングダム
アンジェラ・バセット、ジェラルド・バトラー、
アーロン・エッカート、モーガン・フリーマン主演

週末興業成績/総売上:    303万ドル/5,572万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,173館/4週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Hello, My Name is Doris"(ロードサイド・
アトラクションズ)
                 コメディー
サリー・フィールド、ピーター・ギャラガー、
マックス・グリーンフィールド、ナターシャ・リオン主演

週末興業成績/総売上:    167万ドル/324万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  485館/3週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Risen"(ソニー)                 アクション
邦題: 「復活
ジョセフ・ファインズ、トム・フェルトン、
ピーター・ファース、クリフ・カーティス主演

週末興業成績/総売上:    93万ドル/3,603万ドル
劇場数/現在までの上映期間:   634館/6週間



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日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Batman v Superman: Dawn of Justice
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

画像による索引
予告編はここをクリックして下さい DCコミックの2大ヒーロー、バットマンとスーパーマンが戦うこのザック・スナイダー監督作「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は、マーベル・コミックの「アベンジャース」に対抗する、いわばDCコミック側のオールスター版であり、ご存じのとおりワンダーウーマンも登場する。試写会の早い時期からスナイダーが観客へネタをばらさないようメッセージを送っていたのはわかるが、観客ばかりでなく宣伝担当者にも同じようなメッセージを送り、ワンダーウーマンの登場を隠しておけば、もっと効果的だったのではないだろうか? ともあれ、先月の公開以来、予想通りの快進撃を続ける「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」ながら、個人的にはやや退屈だった。2時間半以上の長丁場であることを考えると、ところどころのシーンで興奮させられるだけで大したものかもしれない。ただ、期待が大きかっただけ失望もひとしおだ。ベン・アフレックのキャスティングは悪くないと思うし、スナイダーがクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト3部作」を意識し、影響を受けているのは当然だろう。なおかつ、バットマンとヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンの関係を「神と人間」と捉える図式が、数少ないスナイダー監督作「ウォッチマン(2009年)」のファンである私でさえ、少なからず引っ掛かる。また、じっさいに映画を観ると後半はバットマンとスーパーマンが対立しているわけでもなく、よけい筋書(プロット)の不自然さが目立つ。本作で必要なのは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の有無を言わせぬスムーズさであろう。そういう意味でジェシー・アイゼンバーグ演じるレックス・ルーサーの存在が光っているものの、ヒース・レジャーのジョーカー役と比べれば、どうしても見劣りする。ガル・ガドット演じるワンダーウーマンは申し分ないが、本作はほんのイントロダクションに過ぎない。彼女が単独で登場する次作へ期待したいものだ。スーパーヒーローの分野ではマーベル・コミックの「デッドプール(2016年)」が意外な可能性を見せてくれたばかりなので、まだまだ開発の余地は残っている。DCコミックも今後の「ジャスティス・リーグ」へもう一工夫ほしい。以上、文句ばかり書いてきたが、本作は本作でじゅうぶん観る価値があり、だからこそヒットしているのだろう。言いたいことは、期待が大きかっただけプラス・アルファーを求めてしまうという映画ファンの我儘(わがまま)だ。これから続々と公開される「スーサイド・スクワッド(2016年)」、「ワンダーウーマン(2017年)」、「ジャスティス・リーグPART 1(2017年)」、「フラッシュ(2018年)」、「アクアマン(2018年)」、「シャザム(2019年)」、「ジャスティス・リーグPART 2(2019年)」、「サイボーグ(2020年)」、「グリーンランタン(2020年)」といったDCコミック勢へさらに期待したい。



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