お先に失礼!
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ハリウッド・ベスト10

(2019年10月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Abominable"(ユニバーサル)         アニメ
ティム・ジョンソン、トッド・ワイルダーマン(声優)

週末興業成績/総売上:   2,061万ドル/2,061万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,242館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Downton Abbey"(フォーカス)         ドラマ
ヒュー・ボネヴィル、マシュー・グード、
マギー・スミス、イメルダ・スタウントン主演

週末興業成績/総売上:   1,434万ドル/5,835万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,390館/2週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Hustlers"(STX)                 ドラマ
コンスタンス・ウー、ジェニファー・ロペス、
ジュリア・スタイルズ、キキ・パーマー、
アッシャー主演

週末興業成績/総売上:   1,139万ドル/8,055万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,508館/3週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"It: Chapter Two"(ワーナーブラザーズ/ニューライン)映画評はここをクリックして下さい
邦題: 「IT/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。
ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイ、
ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファ、     ホラー
ビル・スカルスガルド、フィン・ウォルフハード、
グザヴィエ・ドラン主演

週末興業成績/総売上:   1.025万ドル/19,377万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,611館/4週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Ad Astra"(20世紀フォックス)         SF
ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ、
ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、
ドナルド・サザーランド主演

週末興業成績/総売上:   1,001万ドル/3,540万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,460館/2週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Rambo: Last Blood"(ライオンズゲート)   アクション
シルヴェスター・スタローン主演

週末興業成績/総売上:    860万ドル/3,317万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,618館/2週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Judy"(ロードサイド・アトラクションズ)    ドラマ
レニー・ゼルウィガー、フィン・ウィットロック、
マイケル・ガンボン主演

週末興業成績/総売上:    291万ドル/291万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  461館/1週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Good Boys"(ユニバーサル)          コメディー
ジェイコブ・トレンブレイ、ブレイディ・ヌーン、
キース・L・ウィリアムズ、ウィル・フォーテ主演

週末興業成績/総売上:    207万ドル/8,044万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,503館/7週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Lion King"(ブエナビスタ)        アドベンチャー
ドナルド・グローヴァー、ジェームズ・アール・ジョーンズ、
ビヨンセ・ノウル、キウェテル・イジョフォー、
アルフレ・ウッダード、ジョン・オリヴァー、
セス・ローゲン、キーガン=マイケル・キー(声優)

週末興業成績/総売上:    166万ドル/54,008万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,691館/11週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Angel has Fallen"(ライオンズゲート)映画評はここをクリックして下さい   アクション
邦題: 「エンド・オブ・ステイツ
ジェラルド・バトラー、モーガン・フリーマン、
ジェイダ・ピンケット=スミス、ランス・レディック、
ニック・ノルティ、ダニー・ヒューストン主演

週末興業成績/総売上:    151万ドル/6,716万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,652館/6週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
It: Chapter Two
IT/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。

画像による索引
超大作は、この「IT/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」が超恐ろしいという意味ではない。2017年のヒット作である1作目へ敬意を表しているいっぽうで、続編にありがちなインパクトの弱さが目立つ。アンディ・ムスキエティ監督は、3時間近くかけて本作を描いているが、もう少し早いテンポだと観客は物語へ入り込みやすいと思う。1作目の「IT/イット "それ"が見えたら、終わり。(2017年)」から27年後という設定なので、前半はどうしても誰がその後どうなったという説明にかなりの部分を割いているのはしかたがない。今やすっかり成長した「敗者クラブ」の面々はメイン州デリーを遠く離れ、それぞれの道で成功している。スタンドアップ・コメディアンのリッチー・トージア(ビル・ヘイダー)、ハリウッドで脚本家のビル・デンブロウ(ジェームズ・マカヴォイ)、ニューヨークで妻と幸福な生活を送るエディ・カスプブラク(ジェームズ・ランソン)、やはりニューヨークでファッション・デザイナーの紅一点のベバリー・マーシュ(ジェシカ・チャステイン)、そして彼女を恋していたベン・ハンスコム(ジェイ・ライアン)は大富豪の建築王として活躍していた。しかし、彼らのもとへ古い友人のマイク・ハンロン(イザイア・ムスタファ)から電話がかかり、みんなデリーに戻らなくてはならないと言ってきた時、再び悪夢が始まるのだ。マイクは故郷から離れなかった唯一人の人間であり、日々ピエロ、ペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)の生態調査を行いながら図書館司書として働いてきた。そのペニーワイズが27年間下水道で潜んだ後、再び殺戮を行っている。しぶしぶ戻った「敗者クラブ」の面々は、これまで彼らの幼少期とペニーワイズの悪夢を記憶の深い襞(ひだ)へ埋め、お互いの間で連絡を取り合っていなかった。マイクの研究で、ペニーワイズを倒す方法が古代の儀式に関係しているとわかり、再会した「敗者クラブ」は捧げものとして彼らの子供時代の思い出の品を探しに出かける。その先がどう展開するか詳しくは映画を観ていただくとして、本作は最終的にハッピーエンドのバージョンで落ち着き、原作者スティーブン・キングの登場人物へのビジョンを完成させた。しかし、スカルスガルド演じるペニーワイズには原作を超えた人生が残ってる。本作のエンディングのいっぽうで、上手くいけばペニーワイズへはほんの始まりにすぎないかもしれない。



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(2019年10月)

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