お先に失礼!
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ハリウッド・ベスト10

(2019年6月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Aladdin"(ブエナビスタ)             ファンタジー
ウィル・スミス、ナオミ・スコット、
メナ・マスード主演

週末興業成績/総売上:   9,150万ドル/9,150万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,476館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"John Wick: Chapter 3 - Parabellum"(ライオンズ
ゲート/サミット)
                 アクション
キアヌ・リーブス、ハル・ベリー、
イアン・マクシェーン、ローレンス・フィッシュバーン、
アンジェリカ・ヒューストン主演

週末興業成績/総売上:   2,459万ドル/10,123万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,850館/2週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Avengers: Endgame"(ブエナビスタ)     アクション
ロバート・バート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、
マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、
スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、
カレン・ギラン、ポール・ラッド、
ジョシュ・ブローリン、ブリー・ラーソン、
ブラッドリー・クーパー(声優)、エリザベス・オルセン主演

週末興業成績/総売上:   1,720万ドル/79,853万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,810館/5週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Pokemon Detective Pikachu"(ワーナーブラザーズ)
邦題: 「名探偵ピカチュウ            ファミリー
ライアン・レイノルズ(声優)、ジャスティス・スミス、
スーキー・ウォーターハウス、キャスリン・ニュートン、
渡辺謙、ビル・ナイ主演

週末興業成績/総売上:   1,342万ドル/11,624万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,824館/3週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Brightburn"(ソニー/スクリーンジェム)   ホラー
エリザベス・バンクス主演

週末興業成績/総売上:    785万ドル/785万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,607館/1週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Booksmart"(ユナイテッドアーティスト)   コメディー
ウィル・フォーテ、リサ・クドロー、
ジェイソン・サダイキス主演

週末興業成績/総売上:    693万ドル/693万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,505館/1週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"A Dog's Journey"(ユニバーサル)      ドラマ
邦題: 「僕のワンダフル・ジャーニー
ジョシュ・ギャッド(声優)、デニス・クエイド、
マージ・ヘルゲンバーガー、ベティ・ギルピン主演

週末興業成績/総売上:    414万ドル/1,497万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,279館/2週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Hustle"(ユナイテッドアーティスト)   コメディー
アン・ハサウェイ、レベル・ウィルソン主演

週末興業成績/総売上:    358万ドル/2,960万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,377館/3週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Intruder"(ソニー/スクリーンジェム) スリラー
デニス・クエイド、ミーガン・グッド、
マイケル・アーリー主演

週末興業成績/総売上:    230万ドル/3,197万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,612館/4週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Long Shot"(ライオンズゲート/サミット)  コメディー
シャーリーズ・セロン、セス・ローゲン主演

週末興業成績/総売上:    163万ドル/2,873万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,354館/4週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Godzilla: King of the Monsters
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

画像による索引
本作はレジェンダリー・ピクチャーズ製作の「GODZILLA ゴジラ(2014年)」の続編だが、同社はゴジラとキングコングの登場する怪獣映画を中心とするフランチャイズとして捉えており、「キングコング:髑髏島の巨神(2017年)」が2作目となる。そして、3作目にあたる本作の次は、早くも「ゴジラvs.コング(2020年)」が制作中だ。本作は製作費が2億ドル(約220億円)といわれており、観客はそれがどこへ使われたか気になるところだろう。映画の最後のクレジットでは大量のSFX(スペシャル・イフェクト)関係者の名前が並ぶのを見ても、製作費2億ドル(約220億円)の多くはそこへ投入されているとわかる。願わくば、エマ・ラッセル博士役のヴェラ・ファーミガ、彼女の別れた良人マーク・ラッセル役のカイル・チャンドラー、彼らの娘マディソン・ラッセル役のミリー・ボビー・ブラウン、ヴィヴィアン・グレアム博士役のサリー・ホーキンズ、芹沢猪四郎博士役の渡辺謙といった俳優が、じゅうぶんな出演料を分配されているよう・・・・・・そんな心配は必要ない。これはハリウッドのブロックバスター作なのだ。本作も2014年の「ゴジラ」同様、ただ怪獣が暴れ回るだけではなく、様々な人間模様が展開する。設定はゴジラとムートーの戦いから5年後、巨大怪獣の存在が公となり、それまで極秘裏に怪獣の調査を行ってきた秘密機関「モナーク」は政府や世論から怪獣への対応と被害の責任を追及され、解体の危機に晒されていた。同じ頃、中国雲南省のモナーク基地で、モナークの科学者エマと娘のマディソンらが孵化したモスラの幼虫との交信を試みており、そこへ環境テロリストであるアラン・ジョナ(チャールズ・ダンス)率いる傭兵部隊が基地を襲撃する。エマとマディソンは連れ去られ、怪獣と交信する装置「オルカ」も強奪されてしまう。事態を把握したモナークの科学者芹沢が、元モナークのメンバーでエマの元良人マークへ協力を要請し、2人を救出するため力を合わせる。こうして幕を開けるドラマに今回登場する怪獣は17、中でもゴジラ、ラドン、モスラ、キングギドラ/モンスターゼロが主役級だ。人間と怪獣のドラマは世界各地を舞台として延々132分に及ぶが、それだけの長さを感じさせない。



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(2019年6月)

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